どんぐりウォッチング

園内で観察できるどんぐり
寝屋川公園では、10種類のどんぐりを観察することができます。
10月中旬から11月下旬にかけてクヌギやマテバシイにはじまり、たくさんのどんぐりが実ります。

『コナラ』ブナ科コナラ属
コナラは付近の雑木林にも多いどんぐりの木です。公園内にも大きな木が見られ、毎年たくさんのどんぐりを落とします。

『クヌギ』ブナ科コナラ属
クヌギやアベマキの丸いどんぐりは子どもたちに特に人気があります。クヌギの葉の裏は無毛で緑色です。

『アベマキ』ブナ科コナラ属
クヌギとアベマキはどんぐりだけでは区別が難しいこともありますので、葉や樹皮を比べてみましょう。

『アラカシ』ブナ科コナラ属
アラカシとシラカシは公園内で最も多く見られるどんぐりの木です。これらのどんぐりの実る時期は他のどんぐりに比べて少し遅いようです。

『シラカシ』ブナ科コナラ属
アラカシとシラカシのどんぐりはよく似ています。どんぐりの先の同心円の模様にくぼんだ段差があるのがシラカシです。

『ウラジロガシ』ブナ科コナラ属
ウラジロガシの葉は裏がロウ物質に覆われていて白いのが特徴です。葉のふちにははっきりとした鋸歯があります。

『ウバメガシ』ブナ科コナラ属
ウバメガシは海岸に近いところに自生していますが、常緑樹で刈り込みに強く、生垣などによく利用されています。

『スダジイ』ブナ科シイ属
シイの仲間のどんぐりは渋みがなく生でも食べられます。ツブラジイとスダジイは、どんぐりの大きさや形や色が違います。

『ツブラジイ』ブナ科シイ属
葉はスダジイもツブラジイも表面は深緑色で裏面は光沢のある金褐色です。ツブラジイの葉はスダジイに比べて少し小さく薄い傾向があります。

『マテバシイ』ブナ科マテバシイ属
マテバシイは大きく厚い葉が特徴です。海岸に近い場所で自生するが、緑化樹として各地に植えられています。どんぐりはあくが少なく食べられます。

どんぐりマップ

場所によって、観察できるどんぐりはさまざま。のんびり散歩しながら、たくさんのどんぐりを見つけてください。

・どんぐりマップのPDFはこちらからダウンロードしていただけます。
donnnngurimap

・木の葉マップのPDFはこちらからダウンロードしていただけます。
木の葉マップ

どんぐりウォッチング

どんぐり作品毎年秋に開催している「寝屋川公園フェスティバル」は、小さなお子さんから大人まで、みんなで楽しめるイベントです。

木の葉や木の実など自然の素材を集めて、一人ひとりの自由な発想と想像力で「想い」を「かたち」にしましょう。
自然の素材は同じ色や形のものはなく、ひとつひとつが違った自分だけの作品ができるはず!